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Firebirdの以前の一部のバージョンでは、データベース名の引数としてサーバーのフルパスが与えられていれば、SYSDBAパスワードがクライアントとサーバーの両方で同じだった場合、サービスへのリモートアクセスが有効になっていたようです。これらの条件下では、例外がスローされず、アクセスは成功していました。
例えば、リモートのクライアントがリモートサーバーと同じSYSDBAパスワードを持ったFirebirdサーバーを稼動していた場合、gbakへのリモートの呼び出しのための以下の構文が有効となっていたようです。
gbak -b -se dbhost:service_mgr dbhost:dbalias /var2/backups/mydb.fbk -user SYSDBA -password masterke
一部の開発者は長い間これをドキュメント化されていない機能かと思っていましたが、残念ながら、この異常はバグでした。バージョン2.5では、どのような条件の下でも、この構文は例外となります。正しい構文は次の通り:
gbak -b -se dbhost:service_mgr dbalias /var2/backups/mydb.fbk -user SYSDBA -password masterke gbak -b -se dbhost:service_mgr d:\databases\mydb.fdb x:\backups\mydb.fbk -user SYSDBA -password masterke
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