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このリリースでの他の新機能と改善点は、以下の通り:
サービスAPIを介したシステム監査トレースとユーザートレースのセッションにより、データベース内で動作中のあらゆる事柄をリアルタイムで監視・分析することが可能になりました。
ODS 11.2データベースで追加された新しいシステムロールRDB$ADMINにより、SYSDBAがデータベースごとに自身の権限を他のユーザーへ譲渡できるようになりました。
モニタリングテーブル内の情報が詳細になりました。
接続を非同期にキャンセルできるようになりました。
通常のユーザーが、CURRENT_CONNECTIONだけでなく自身のどのアタッチメントに対しても監視を行えるようになりました。
SIMILAR TO句を用いた正規表現がサポートされました。
計算項目に対するALTER COLUMNが実装されました。
PSQLモジュール(ストアドプロシージャ、トリガ、動的に実行可能なPSQL文)内での自律型トランザクションが利用可能になりました。
ビュー定義でのストアドプロシージャへのアクセスが拡張されました。
GRANT文やREVOKE文のオプションGRANTED BY(またはAS)により、CURRENT_USER(デフォルト)以外のユーザーを権限付与者とすることが可能になりました。
REVOKE ALL構文により、一度にユーザーやロールの全ての権限を取り消すことが可能になりました。
WHERE SOME_COL = ? OR ? IS NULL句がサポートされました。
標準SQLの予約語ではないキーワードの内、一部のものを除いて“予約語”から解除しました。
新しい組み込み関数により、UUID CHAR(16) OCTETS文字列からRFC4122-compliantフォーマットへの変換とその逆の変換が可能になりました。
32-bit整数と64-bit整数を、数値リテラル形式およびX-prefixedバイナリの文字列リテラル形式のhexadecimalとして渡せるようになりました。
SQL文が、SQL-2003標準の英数5文字のSQLSTATEコードを返すようになりました。
バージョン2.5.1サブリリースで、SQLSTATEコードがPSQLのコンテキスト変数に追加され、WHEN .. exception文中でのGDSCODEやSQLCODEと同様の方法で利用できるようになりました。
新しい定数DSQL_unprepareをisc_dsql_free_statementで利用することによって、プリペアドステートメントを効率的にアンプリペアすることができるようになりました。
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