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既存のPSQL構文の改善には以下のものが含まれます:
トラッカー・リファレンス CORE-2580
従来は、PSQL式として使われるサブクエリは、SQLの項としてロジカルに有効な場合でも、例外を返していました。例えば、以下の構文ではすべてエラーが返されました:
var = (select ... from ...); if ((select ... from ...) = 1) then if (1 = any (select ... from ...)) then if (1 in (select ... from ...)) then
このような有効と見られる式は認められるようになりました。これで、SELECT...INTOを使って何が何でもスカラサブクエリの出力を取得して中間変数に渡すといった必要はなくなりました。
トラッカー・リファレンス CORE-2890
(バージョン2.5.1)SQLSTATEがPSQLコンテキスト変数として利用可能になりました。WHEN文中の例外処理部でGDSCODEやSQLCODEと同様に使われます。
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