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バージョン2.5では、最初のリリース以来数ヶ月にわたる数多くのトラッカー・イシューへの取り組みにより、「broken(壊れている)」「bent(挙動が怪しい)」「compromised(欠陥がある)」との報告を受けた事柄への対処が行われてきました。バグフィックスの長いリストに加え、少数の小さな改善が加えられています。概要:
SQLSTATEコードがPSQLのコンテキスト変数として、WHEN .. exception文中でのGDSCODEやSQLCODEと同様の方法で利用できるようになりました。
読み取り専用のデータベース中でグローバル一時表への書き込みが可能になりました。
内部トレース・エラーの診断が改善されました。
fbtracemgrユーティリティが定期的に出力への書き込みを行うようになりました。
データ書き込み段階でのgbakによるリストアのパフォーマンスが改善されました。
BLOBと他のデータタイプとの変換がAPIの機能で可能になりました。
サービスAPIが“metadata-only”リストアをサポートするようになりました。
POSIXでのmake installに“サイレントインストール”スイッチが実装されました。
メッセージ・バッファ内の未使用のVARCHAR値のバイト数がゼロに設定されるようになりました。
オプティマイザで実際のレコード圧縮比が推定されるようになりました。
MON$STATEMENT_ID値が監視中のスナップショットの間でも定数として維持されるようになりました。
最近のWindowsシステムによる攻撃的なソケットのタイムアウトから保護するための措置として、SO_KEEPALIVEオプションがクライアントのTCPソケットに設定されるようになりました。
ロックマネージャの使用により果てしない待機状態をキャンセルできるようになりました。
バージョン2.5.1のLinuxとAlpha向けのポーティングが行われました。
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