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Firebirdコマンドラインユーティリティに加えられた以下の変更の影響に注意して下さい。
バージョン2.5ではサーバー上の各データベースのセパレートロックストラクチャーが維持されているので、fb_lock_printがロックテーブルを表示するためにデータベースのパス名を要求するようになっています。コマンドラインで新しいスイッチ-d <path name>
を付けて、分析したいデータベースのファイルシステム・パスを指定して下さい。
Firebird 3コードベースから組み込み関数isc_ddlが削除されることを見越して、現在gdefとgpreツールで利用できるいくつかの機能が非推奨となりました—そのため、バージョン2.5では動作するかもしれませんが、Firebird 3では失敗するでしょう。
gdefはもうサポートされていません。通常のDDLコマンドとしては、代わりにisqlを使用して下さい。
gpreのプリプロセッシングとして、全てのDDLオペレーションを次のものと置き換えて下さい。
EXEC SQL
EXECUTE IMMEDIATE "..."
全てのカスタムアプリケーションで、isc_ddlの呼び出しは、SQLのDDL文の要求に置き換えなければなりません。
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