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対話型クエリツールisqlにいくつかの変更が施されました。
isqlはエラーの診断用に、非推奨になったSQLCODEに代わり、SQLSTATEコードを返すようになりました。詳細は、Firebird APIとODSの変更の章のSQLSTATEコードのサポートの項を参照して下さい。
トラッカー・リファレンス CORE-1171
isqlは、Windows版とPOSIX版とで常に異なる数値フォーマットで出力していました。POSIX版では二桁の指数部を持ちますが、MicrosoftやIntelのコンパイラのデフォルトの挙動では、指数部はゼロパディングにより何であれ三桁となります。例えば、
select cast ('-2.488355210669293e+39' as double precision) from rdb$database;
POSIXでは、結果は -2.488355210669293e+39 です。
Windowsでは、結果は -2.488355210669293e+039 でした。
Windows版での出力を他のプラットフォームのものに合わせるようにisqlの出力は修正されました。
isqlのコマンドライン・ヘルプにSHOW COLLATIONS用のヘルプが追加されました。(トラッカー・リファレンス CORE-2432、A. dos Santos Fernandes)。
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