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統計ルーチンを64bitサーバーで正しく動作させる新たなストラクチャーで、32bitツールが正しく動作できるようにするため、いくつかの新しい内部API関数(struct perf64とperf64_xxx)を導入し、それらを使用するisqlとqliを変更する必要がありました。このことは、バージョン2.5のisqlとqliのプログラムが以前のFirebirdクライアントと互換性がないことを意味します。
詳細は、エンジンの章のデータベースの統計が64bit値で適切に動作するようにの項を参照して下さい。
トラッカー・リファレンス CORE-2524
これは新たなトレース機能のインターフェースとなる新しいCLIユーティリティです。使用法は以下の通り─
fbtracemgr <アクション> [<パラメータ>]
-STA[RT] トレースのセッションを開始 -STO[P] トレースのセッションを停止 -SU[SPEND] トレースのセッションを中断 -R[ESUME] トレースのセッションを再開 -L[IST] トレースのセッションの一覧
アクションパラメータ
-N[AME] <文字列> セッション名 -I[D] <番号> セッションID -C[ONFIG] <文字列> 設定ファイル名
接続パラメータ
-SE[RVICE] <文字列> サービス名 -U[SER] <string> ユーザー名 -P[ASSWORD] <文字列> パスワード -FE[TCH] <文字列> ファイルからパスワードを取得 -T[RUSTED] <文字列> フォース・トラステッド認証
fbtracemgr -SE remote_host:service_mgr -USER SYSDBA -PASS masterkey -LIST fbtracemgr -SE service_mgr -START -NAME my_trace -CONFIG my_cfg.txt fbtracemgr -SE service_mgr -SUSPEND -ID 2 fbtracemgr -SE service_mgr -RESUME -ID 2 fbtracemgr -SE service_mgr -STOP -ID 4
全てのスイッチ識別子とパラメータ識別子は大文字小文字を区別しません。
対話型トレースセッションを停止するには、プラットフォームに関わらず、Ctrl-Cを押して下さい。
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