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コマンドライン・ユーティリティ

Table of Contents

fbtracemgr
ファイル、プロンプトからのパスワード取得
gsec
fbsvcmgr
gbak
nBackup
isql
gpre(プリコンパイラ)
gstat

以前のクライアントとの非互換性

統計ルーチンを64bitサーバーで正しく動作させる新たなストラクチャーで、32bitツールが正しく動作できるようにするため、いくつかの新しい内部API関数(struct perf64perf64_xxx)を導入し、それらを使用するisqlqliを変更する必要がありました。このことは、バージョン2.5のisqlqliのプログラムが以前のFirebirdクライアントと互換性がないことを意味します。

詳細は、エンジンの章のデータベースの統計が64bit値で適切に動作するようにの項を参照して下さい。

fbtracemgr

Vlad Khorsun

トラッカー・リファレンス CORE-2524

これは新たなトレース機能のインターフェースとなる新しいCLIユーティリティです。使用法は以下の通り─

  fbtracemgr <アクション> [<パラメータ>]
    

アクションスイッチ

   -STA[RT]     トレースのセッションを開始
   -STO[P]      トレースのセッションを停止
   -SU[SPEND]   トレースのセッションを中断
   -R[ESUME]    トレースのセッションを再開
   -L[IST]      トレースのセッションの一覧
      

パラメータ

アクションパラメータ

 -N[AME]     <文字列>  セッション名
 -I[D]       <番号>    セッションID
 -C[ONFIG]   <文字列>   設定ファイル名
      

接続パラメータ

 -SE[RVICE]  <文字列>   サービス名
 -U[SER]     <string>   ユーザー名
 -P[ASSWORD] <文字列>   パスワード
 -FE[TCH]    <文字列>   ファイルからパスワードを取得
 -T[RUSTED]  <文字列>   フォース・トラステッド認証
      

fbtracemgrの使用例

 fbtracemgr -SE remote_host:service_mgr -USER SYSDBA -PASS masterkey -LIST
 fbtracemgr -SE service_mgr -START -NAME my_trace -CONFIG my_cfg.txt
 fbtracemgr -SE service_mgr -SUSPEND -ID 2
 fbtracemgr -SE service_mgr -RESUME -ID 2
 fbtracemgr -SE service_mgr -STOP -ID 4
      

注意

  1. 全てのスイッチ識別子とパラメータ識別子は大文字小文字を区別しません。

  2. 対話型トレースセッションを停止するには、プラットフォームに関わらず、Ctrl-Cを押して下さい。

バージョン2.5.1での改善点

内部トレース・エラーの診断が改善されました(トラッカー・リファレンス CORE-3413)。

出力が定期的に書き込まれるようになりました(トラッカー・リファレンス CORE-3324)。

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